帰国のときは朝一の便が多く、上海市内のホテルから国際空港まで約1時間タクシーに乗ります。
11月、6時頃の上海は、まだ暗く蒼い朝靄が軒高なビルのスキマをなにか違う臭いといっしょに畝っています。
タクシーのまっ白な排ガス、ぼんやり燈る赤いストップランプ、おおぐちを開けたトランクにボン!と荷物を投げ込みホテルを出発します。
空港に着くまでは、心地よい揺れでひたすら寝ていますが、着く寸前に朝日の冷や寒さで自然に目が覚めます。
日本円で2300円ぐらいを支払い、荷物を整え・・・・「シユナラ!」
ふり返ると、タクシードライバーが表現の出来ないグリーン色のダウンを着て、「シユナラ!」
えっ!さ・よ・な・ら・・・。
初めて覚えた外国語を使うように少しテレながら「See You! ナラ!」大きな声でぶつけてきた。
「再見!(ザイチェン)」僕の口はテレながら即返し。
運転手は、朝の日差しを浴びながら満面の笑みを浮かべぼん!と去っていった。
これもありかな?
なにかGAMAGAの気分です。